薬学部オープンキャンパス模擬講義

マジックライトの光と生命研究

   ---光の癌治療や生命研究への応用----

6/8(日)13:00~13:30

 会場:N棟1階 101教室

薬学部オープンキャンパスで「マジックライトの光と生命研究」というタイトルで光の癌治療や生命研究への応用についてお話しします。

薬が効き病気が治りますが、その過程には薬が体の中の蛋白質(薬物受容体や酵素など)の働きを変化させ、薬物の効果を発揮します。しかしながら蛋白質は目にみえません。薬物の効果も目にみえません。近年、光をもちいることで蛋白質の動き、薬物の効果がみることができるようになりました。さらに癌もみえるようになり、癌の薬が効く過程がみえるようになり癌の研究も進んでいます。またコロナウイルス感染を調べる時に使用されたPCRでのウイルスの検出にも光が使用されています。

本講義では、生命研究や治療に用いられている光の基本的な性質をマジックライトと光ファイバーを用いて体験します。講義で使用したマジックライトと光ファイバーはプレゼントします。自由にいろいろと試してみてください。

The Hamada Lab.

4月から浜田俊幸が教授に昇進しました。 生体リズム、体内時計、時計遺伝子、睡眠、糖尿病、鬱病、乳がん Department of Pharmaceutical Sciences International University of Health and Welfare (IUHW) Tochigi, 324-801, Japan